ビットコインって何?円と違いは?仮想通貨の特徴をわかりやすく解説

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最近メディアなどでも話題の仮想通貨。

そもそも仮想通貨って何なの?

ビットコインとか暗号資産とかよく聞くけどイマイチつかめていない!!!

こんな方はまずはどんな特徴があるのかを知ってイメージを持ちましょう。仮想通貨の基礎を理解すれば、仮想通貨に対する抵抗もなくなるはずです。

目次

仮想通貨とは??

仮想通貨はインターネット上でやり取りされる通貨のことです。

最も有名なのはビットコインですね。

ビットコインはたくさんある仮想通貨の中の1つ。仮想通貨にはビットコインの他にも、イーサリアム、リップル、エンジンコインなど様々なものがあります。

2022年現在ではその種類はなんと14,947種類!!

てん

目立たない仮想通貨もたくさんあるんですね。

仮想通貨の特徴

仮想通貨の大きな特徴は、次の3つです。

  • インターネット上のデータであること
  • 分散管理されていること
  • 需要と供給のバランスで価値が決まること

仮想通貨は言葉の通り、通貨 = お金です。お金といえば私たちに最も身近なのは「円」ですね。

円やドルのことを法定通貨と呼びます。ということで、普段皆さんが使っている円と比べて仮想通貨はどう違うのか?見ていきましょう。

仮想通貨はインターネット上のデータ

仮想通貨の1つ目の特徴はインターネット上のデータである点です。

私たちが普段使用している日本円には物理的な物体があります。

硬貨もお札もちゃんと皆さんの手で触れるはずです。

日本円の場合、紙幣1万円、5000円などは日本銀行が発行しています。電子マネーなどのプリペイドカードも大元をたどれば日本円にたどり着きます。

一方、仮想通貨の場合は、通貨としての実体はなくインターネット上でのデータとなります。このため仮想通貨はデジタル通貨などとも呼ばれます。

てん

みなさんの中でビットコインの“実物”を見たことのある人はいませんよね?ネットショップなどで売られているビットコインはあくまでビットコインの形をした”金属の塊”です。

ビットコインコインを含め仮想通貨は物理的実体のないインターネット上でのデータであるという特徴があります。

仮想通貨は分散管理されている

仮想通貨の2つ目の特徴は分散管理されていることです

普段使用している円は国家・中央銀行が管理しています。このような管理体制を中央集権型と呼びます。

日本の場合、中央銀行である日本銀行が銀行券(紙幣1万円、5000円など)を発行しています。アメリカの場合はFRBですね。このように円やドルは中央集権型の管理体制がしかれており、発行主体も明確に決まっています。

これに対して、仮想通貨はネットワークの参加者によって分散管理がされています。

てん

”分散管理”という言葉があまりピンとこないかもしれませんが、ネットワークのつながった参加者みんなで管理するイメージです。

このように管理方式が大きく異なることに加えて、仮想通貨の場合は発行上限が決まっていることも大きな特徴です。

ビットコインを含め多くの仮想通貨ではあらかじめ発行上限が定まっています(ビットコインの場合は2100万BTC)。

仮想通貨は中央銀行のように発行枚数を調整する機関が存在しないため、あらかじめ発行枚数を決めることで価値が下がらないようにしておく必要があるのです。

ビットコインは、2009年に運用が開始され、あらかじめ定められたプログラムにしたがって発行されています。2020年2月までの発行量は1800万BTCで、およそ85%のBTCが既に発行されています。2140年頃までに2100万BTCが発行されることになっています。

需要と供給のバランスで価値が決まる

仮想通貨の3つ目の特徴は、需要と供給のバランスによって価値が決まることです。

てん

需要と供給の曲線、皆さんは覚えていますか?

供給よりも需要が少ないと,商品が売れ残るので価格は下がります。一方で、需要よりも供給が少ないと,商品が足りなくなるので価格は上がります。

仮想通貨の価格はまさにこの原理に従って決まります。2つ目特徴でビットコインは発行上限が定まっているという話をしました。

すなわち、需要が増えればビットコイン値上がりし、需要が減れば価格は下落していきます。

そういう意味で仮想通貨の価格はシンプルに決まるわけです。

仮想通貨と異なり、円やドルなどの法定通貨の価値はその国の経済安定性によって保証されます。

日本やアメリカのように経済的に安定している国の法定通貨は、国際的な価値も高くなります。日本円に一定の価値があるのも日本という国の経済的な安定性がある程度見込まれているからです。

逆に経済的基盤がしっかりとしていない国の通貨は、価値が不安定となります。

まとめ

今回は仮想通貨の3つの特徴について解説しました。

  • インターネット上のデータであること
  • 分散管理されていること
  • 需要と供給のバランスで価値が決まること

実際に普段使用している円と比較することで、より仮想通貨のイメージが持ちやすくなったと思います。

一つ目の特徴にあるように仮想通貨はインターネット上でのデータになります。データ上で通貨としての安全性を保証するのは決して容易ではありません。

しかし、それを可能するのがブロックチェーンの技術です。ブロックチェーンについても随時記事を更新していきます。

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